※この記事は、私自身の体験をもとに書いています。症状や体質には個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。医学的な診断や治療に代わるものではありませんので、ひとつの体験談としてお読みください。
今日は、私のアレルギー・掌蹠膿疱症・化学物質過敏症の症状がとても楽になった食事内容について書いてみたいと思います!
2011年に掌蹠膿疱症を発症してから、約15年間に渡り、少しずつ衣食住を見直してきました。
一時は日常生活もままなりませんでしたが、今は症状が落ち着いており、日常生活にほとんど支障はありません。
症状の改善には、衣食住&心のトータルコーディネートが必要でしたが、中でも「食」の見直しは重要だったと感じています。
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食事内容の見直しと体調の改善
2019年から私が通っていた化学物質過敏症専門のクリニックでも、生活環境の見直しと共に食事内容の改善についてアドバイスをいただきました。
化学物質過敏症の改善には、「できるだけ原因物質を体に入れない」ことと、「体に入ってしまった原因物質を解毒する」ことが基本となります。
解毒を促す栄養素として、ビタミンCをはじめとしたビタミン類や、マグネシウムなどのミネラル類、グルタチオン、グルタミン酸などが挙がりました。
これらの栄養素は、野菜や魚介、海藻などの食品に含まれています。
症状の緩和や予防のためには、これらの栄養素をバランスよく摂取することが必要とのことでした。
化学物質過敏症と食事の関係については、研究者による解説論文もあります。
乳井美和子さん・宮田幹夫さんの「化学物質過敏症患者の症状緩和における食事の位置づけについて」では、化学物質過敏症と栄養の関係や、食事内容の見直しについて取り上げられています。
論文の内容がすべての人に当てはまることを示すものではありませんが、化学物質過敏症に限らず体調の改善にとって、食事内容の見直しがとても重要であることが伝わってきます。
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私が辿り着いた食事法
世の中には様々な食事法が溢れています。
それもそのはず。
人それぞれ体質や性別、年齢、居住地域、ライフスタイルなどによって、体に合う食事法が異なるためです。
数ある食事法の中から、今の自分に合った方法を見つけるのは、なかなか大変なことです。
私も、自分の体でひとつひとつ確かめてきました。
そして、気づけば15年。
辿り着いた食事法は、実にシンプルなものでした!
・米や雑穀を主食とする(主食で食生活の8割が決まると思います!)
・旬の野菜や魚を中心とした和食(野菜はできるだけ無農薬、魚は小型のもの)
・本物の調味料を使う(自然塩、本醸造の醤油や味噌など)
・発酵食品を取り入れる(納豆、漬物、本物の調味料など)
・加工食品をできるだけ摂らない(引き算の効果は比較的すぐに出ると思います!)
・食材の命に感謝しながら美味しく楽しく食べる(一番大切にしています!)
こうして改めて見ると、昔ながらの日本人の食生活ですね。
でも、現代社会は魅力的な食べ物の誘惑がいっぱい!
子供の頃から親しんできた、パンやお菓子、麺類、洋食がどうしても恋しくなるんです~。
だから、できるだけ体への負担が少ない息抜き方法をアレコレ試しながらやってきました。
そして、失敗もたくさんしてきました。(今もしてます😂)
そして途中で気づいたのが、「練習が必要」ということ。
スポーツや言語、楽器などと同じです。
初めから上手にできるわけはないのです。
これに気づくのにだいぶ時間がかかりました。
少しずつ、体の声をきいて、体に合った食べ方をする「練習」を重ねる。
ときどき失敗もしますが、食を見直し始めた頃と比べたら、本当に上達しました✨
食事を変えて起こった変化
まず、体調が良くなりました!
風邪をひくことも滅多になく、無理さえしなければ体調を崩すことはほとんどありません。
自然とすっきりとした体型が維持でき、体が軽い。
肌もきれいになり、ほめられることが増えました。
また、白髪が減った実感もあります。
生理も軽くなりました。
あと、料理がラクになりました!
食材をしっかり選ぶと、素材そのものが味わい深いので、煮る・蒸す・茹でるなどのシンプルな調理法で十分です。
味付けも、海塩・本醸造の醤油や味噌だけで美味しい。
また、旬の食材の移ろいがそのままレシピの変化になるので、特にレシピを考える必要もありません。
その時季のものを、シンプルに食べる。
買い物も、季節や食材のエネルギーを感じながら選ぶのが楽しい。
五感を使う練習にもなります😊
調理道具は、「ウィルセラム」という土鍋を愛用しています。(残念ながらもう製造されていないようです・・・。)
これも、料理の味をワンランクアップさせていると思います。
土鍋は遠赤外線が出るようで、食材にじんわりと熱が入り、素材の味を引き出してくれます。
土鍋で調理していると、お腹のあたりがじんわり温かくなるのもお気に入りポイント♡
それでは、ここからは具体的に日々どんなものを食べているのかをご紹介します!
とある1日の食事内容
【朝食】7:00
- 雑穀ごはん(米+ひえ、はとむぎ、大麦、きび、あわ、アマランサス)
- 味噌汁(自然醸造の味噌、海苔、鰹節を入れたお椀にお湯を注ぐだけ)
- 納豆(自然醸造の醤油のみで味付け)
【昼食】12:30
- 雑穀ごはん(米+ひえ、はとむぎ、大麦、きび、あわ、アマランサス)
- 煮干し(自然醸造の醤油+ねりごま)
- 生野菜サラダ(パセリ、人参)
【夕食】18:00
- 雑穀ごはん(米+ひえ、はとむぎ、大麦、きび、あわ、アマランサス)
- 野菜スープ(玉ねぎ、小松菜、かぼちゃ、海塩)
- ひじきの煮物(ひじき、れんこん、ちりめんじゃこ、鷹の爪、自然醸造の醤油)
- しらす(食塩不使用)
- 黒すりごま(有機のもの)
- 梅干し(梅、赤紫蘇、自然塩のみのもの)
以上です。
野菜はできるかぎり無農薬のものにしています。
間食はほとんどしません。
ご飯は1日分を炊飯器で炊き、朝は炊き立てを、昼と夜は自然に冷ましたものを食べています。
この、「自然に冷ましたご飯」が腸によいことを後から知りました。
ご飯が自然に冷めると、「レジスタントスターチ」という難消化性のでんぷんが増えるそうです。
レジスタントスターチは、腸内細菌の餌となる「水溶性食物繊維」と、腸をきれいにする「不溶性食物繊維」の両方の働きを兼ね備えているという優れもの!
腸内環境・便通を整え、太りにくい体質づくりに役立つ可能性があるとのこと。
そういえば、この食生活になって自然と体がすっきりして、便秘知らず。
昔は炊飯器も保温機能もなかったので、自然に冷めたご飯を食べていたらしく、知らず知らずのうちに腸内環境が整う食生活になっていたのかもしれません。
そこに発酵食品の醤油や味噌、漬物を一緒に食べていたとなると、腸内細菌は大喜びのはず!
昔ながらの習慣や、先人の知恵は本当に理に叶っていますね。
ちなみにこの冷めたご飯、「美味しくないのでは?」とよく聞かれるのですが、噛むほどに甘みが感じられて、私は大好きです。
炊き立てご飯には炊き立てご飯の美味しさがあり、冷めたご飯には冷めたご飯の美味しさがあります。
わが家では、朝炊いたご飯を炊飯器のお釜に入れたまま1日放っておきますが、お腹を壊したことは一度もありません。
真夏など、心配な方は梅干しを混ぜ込んだり、夜は加熱して食べたりするといいかもしれません。
ご飯は、程よく水分が抜けると美味しくなります。
ある程度冷めたら、炊飯器の中蓋などを少しズラしてお釜に被せておけば、カピカピに乾燥するのも防げて、適度に水分が抜けます。
あと、冷めたご飯は多少消化しづらくなっていると思うので、よく噛んで食べることをおすすめします。
血糖値の急上昇や、食べ過ぎも防げていいことずくめです!
一日の食事量と飲み物について
朝、昼、夕の食事量のバランスとしては、朝:軽め、昼:しっかり、夕:軽め、といった感じです。
アーユルヴェーダによると、昼が一番消化力が高まるとされるので、消化に負担のかかる動物性タンパク質などは昼にしっかりめに摂るのがよさそうです。
体感として、夕食を軽めにするとよく眠れます。
胃が重い状態で寝ると、眠りが浅く、朝もすっきりしません。
会社員時代は、昼のお弁当とは別に、おにぎりをひとつ会社に持って行って夕方に食べていました。
そして、帰宅後は野菜のみそ汁や豆腐など、軽めに済ませていました。
炭水化物だけでも少し早い時間に食べておくと、夜寝る時に胃を軽くできます。
夕方に空腹でおやつの誘惑に負けることも減ります!笑
また、湯茶の飲み過ぎは消化力を弱めるので要注意です。
私は午前中に紅茶を1杯、あとは水をちびちび飲む程度です。
トイレに行く回数が多く、夜間寝ている途中でもトイレに起きる場合などは、日中に飲んでいる飲み物の種類や量を見直してみるといいかもしれません。
緑茶など、体を冷やす作用のあるお茶は程々がいいと思います。
寒い季節には、番茶やほうじ茶などに変えるのもひとつです。
私は以前、毎晩夜間にトイレに起きていました。
当時通っていた鍼の先生にいつも何を飲んでいるか聞かれ、「どくだみ茶」と答えると、それをやめてみるように言われました。
そして、どくだみ茶を飲むのをやめたとたん、夜間にトイレに起きることがピタっとなくなりました。
どくだみ茶は、利尿作用や解毒作用など優れた効能があると言われていますが、飲む量や頻度は体と相談しながら決める必要がありそうです。
私自身、今も体と相談しながら食べ方・飲み方の調整を続けています。
食生活は一朝一夕に完成するものではなく、日々の試行錯誤によってつくってゆくものだと感じます。
「練習」あるのみです!
私たちの体は、私たちが食べたものでできている。
同じ自分と思っていても、体の細胞は日々入れ替わっている。
「食生活で、体は変わる」ことを、私は強く実感しています。
今回は、私のアレルギー・掌蹠膿疱症・化学物質過敏症の症状がとても楽になった食事内容をご紹介しました。
皆さまの食生活を考える上で、少しでも参考になれば嬉しいです!
お読みいただきありがとうございました😊
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参考文献
乳井美和子・宮田幹夫(2022)「化学物質過敏症患者の症状緩和における食事の位置づけについて―栄養学研究者からみた環境過敏症―」『室内環境』25巻1号,75–83頁。
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