深く考えない

こんにちは!たぬきちです。

最近気づいたことがあります。

元気な人って実はあまり深く考えない人が多いのでは?(いい意味で!)

今まで出会った人を思い返してみると、そんな気がするのです。

元気だから深く考えないのか、深く考えないから元気なのか・・・。

あとは、頭が暇にならない生活をしてますね。

ある程度、家事や仕事が忙しいとか、自分のやりたいことをせっせとやってるとか。

今回は、実際に会って話を伺ったお二人の方について書いてみます。

ケース①整体の先生(50歳女性)

最近通っている整体の先生が、とっても元気で明るくて、不調知らずの様子。

富士山も登れるよ~♪と言いながら、テキパキと施術を進めてくださります。

私がホルモンバランスの影響を受けやすいという話をした時も、

「ホルモンバランスの影響を感じたことは一切ない」

「あんまり考えないから!」

とのこと。

先生とあれこれおしゃべりしていると、つられてこちらまで明るくなります。

この間、先生の年齢を聞いてちょっと驚きました。

何かの話の流れで、「50歳だから~」とさらっとおっしゃったんです。

40歳くらいだと思ってました。若い!!

体を使ったり、人と話したりする職業というのもいいのかもしれません。

整体という、人を元気にする職業がとっても合っている人だな~と思いました。

ケース②料理教室の先生(80歳女性)

あと、数年前から通っている料理教室の先生も、太陽のように明るい。

生徒の前にしっかりと立ってお話をされるのですが、声も大きくてハリがあって、圧倒されます!

それでいて話の内容は論理的で知的で、説得力があり、とても勉強になる。

腹話術の資格試験にもチャレンジし、YouTuberもやり、本も出版する。

何よりニッコリとした笑顔が、本当に素敵で、周りを一気に明るくしてしまう力があります。

私は初めて料理教室に行った日、先生の姿を見たとたん涙がボロボロ出てきてびっくりしたの覚えています。

当時私はまだ先生のことをほとんど知らなかったし、こんなことは初めてでした。

実はこの先生、若い時に末期がんで余命宣告されていたのだそうです。

それで、色々と模索して自然療法に出会い、自然食の料理教室の先生になった。

でも最初は、良いと思ったことにこだわりすぎて、なかなか元気になれない時期もあったのだそう。

しかしある日、料理教室の生徒さん(がん患者)が授業中に倒れた。

先生が看病していると、先生の師がやってきて、その生徒さんの肩をポーンとたたいて声をかけた。

「あんた、何つっぱんてんのよ!」

この一言が、隣にいた先生にビビビと響いた。

そして、先生はこだわりを捨て、「アホになった」のだそう。

「アホになったら丈夫になった!」

「何もない人なんていないけど、夜はクヨクヨ考えずに寝るのよ!」

「クヨクヨ考えるのが一番だめ!」

これらの言葉は、先生が身をもって学んだとってもとっても大切なことなんだと思います。

考えるのにも気力・体力が必要

それでも、やっぱり、どーしても考えちゃう~。

そんな人に朗報があります!

私自身、結構考えこんじゃうタイプ。笑

でもよくよく思い返してみると、一ヵ月前、いや、一週間前に考えていたことなんてほとんど忘れてるんです。(えっ、私だけ?)

だったら、考えなくてもいいよね!

放っておくとあれこれ考え始めるので、意識的に「やめたやめた!」と思うことにしました。

何か気がかりなことがあっても、「ま、いっか!」と思って別のことを始めます。

とっても優秀で、人物的にも魅力的だな~と思っている、ある大学の教授が、

「年を重ねて、何かを考えるにも思い出せなくなったり、眠くなっちゃったりして考えすぎなくなった」

と仰っていたのを聞いて、

「ああ、年をとればラクになるんだ!」

と、希望を見出しました。

考えるのって、結構エネルギーがいりますもんね。

だから年を重ねていい感じに落ち着いてきたら、自然と考え込むことも少なくなるのでは、と思うのです。

あと、体調さえ許せばできるだけ動いたり、何かしらエネルギーを使うことをして、考える暇とエネルギーを奪う。

動けないときは潔く寝る。

動けるようになったら動く。

ご飯を食べる。

そして、年を重ねる。

年々身軽に、生きやすくなる。

そんな素敵な未来を信じて、今日もたぬきちはささやかな日常を楽しみます。