梅干づくり/土用干し

カンカン照りの晴天がつづいています🌞

人間は生きのびるのに必死ですが、

梅干にとっては絶好の土用干しびより・・・!

たぬきち
たぬきち

干からびる~!

こちらが、干す前。(6月から塩漬けにしていたもの。)

例年は、赤紫蘇を塩もみして梅と一緒にしばらく漬けてから、干します。

しかし今年は、ぼやっとしていて赤紫蘇が出まわる時期を逃してしまいました。

先に土用干しをしてから、もみ紫蘇と一緒に本漬けすることにします。

マンションのベランダであまりスペースはないですが、こんな感じで干しています。

このネットは、実はアウトドア用品で、お皿を干すためのもの。

ちょうど梅干を干すのにピッタリでしたので、愛用しています。

使い終わったら、水洗いして干して、コンパクトに畳んで収納できます。

場所を取らない、というのはミニマリストとしては嬉しいポイントです✨

そして、三日三晩干し終わったものが、こちら。

昨年は、毎晩のように急な雨で、急いで部屋にしまったり、外へ出したりでした。

今年は急な雨もなく、安心して3日間干すことができました。

こうして太陽のパワーをたっぷり浴びた梅干。

梅酢に戻して、もみ紫蘇が出てくるのを待ちます。

うちでは、野田琺瑯のラウンドストッカーを梅干づくりに使っています。

カメも探したのですが、国産の質の良さそうなものがあまり見当たらず・・・。

重石も、なかなかいいものを見つけられずにいます。

仕方なく、プラスティックコーティングされた漬物専用の重石を使っていますが、

どうもプラスティックの臭いが気になります。

先人たちが、長い年月をかけて育み、何世代にもわたって伝えてきてくれた伝統知。

病気になり、体を良くするために一から暮らしを見直したときに気づいたのが、

自然に沿った伝統的な暮らしのすごさでした。

そこには、心身を健やかに、力強くしなやかな精神性を養うヒントが詰まっていました。

こうしたものを受け継ぎ、次の世代へと伝えてゆきたいですが、

先人たちとまったく同じように、というのはなかなか難しいと感じます。

気候も、生活様式も、すべてが変わっています。

それでも、今できる範囲で、できることを、工夫してやってゆきたいと思います。

たぬきち
たぬきち

伝統知には、現代を力強く生き抜くヒントが詰まってるよ!