突発性難聴が教えてくれたこと

こんにちは!たぬきちです。

昨年の秋に、突発性難聴を経験しました。

夜中に強い動悸がして朝起きると、左耳がほとんど聞こえない状態でした。

まあ、そのうち治るだろうと気楽に過ごしていたのですが、日に日に悪化。

3日目に耳鼻科を受診しました。

すぐに投薬治療を始めないと聴力は戻らないと言われ、一日考えて投薬治療することにしました。

大量のステロイドの飲み薬や利尿剤、ビタミンB12を処方されました。

薬はすぐに効き、数日で聴力が回復!

医師の指示通り徐々に減薬し、2週間ほどで治療を終えました。

その後、副作用で抑うつ状態になりましたが、2か月ほどで回復しました。

薬を飲んだ方が良い時もある

化学物質過敏症になってから、薬は極力使わないようにしてきました。

できるだけ自然に沿った生活を心がけて、自然治癒力を高める。

基本はそれがよいと感じます。

でも、今回の場合は薬を飲まなければ聴力は失われていたと思います。

正直、最初は薬への拒絶感から、薬を飲むか悩みました。

でも、情報を集めたり人に相談したりして、薬を飲むことに決めました。

日々の生活を整えた上で、緊急事態の時には医療の力も借りる。

そうすると、最小限の副作用で、最大限の治療効果を引き出すことができます。

薬で症状を鎮めたら、また自然に沿った生活に戻り、徐々に解毒してゆく。

そういう柔軟性も大事かな、と感じた出来事でした。

無理をしない

もうひとつは、なぜ突発性難聴になってしまったのか、です。

ちょうどその頃、度重なる引越しと、夏のモーレツな暑さで疲れを感じていました。

それに加え、ちょうど通っていた自然食料理教室のイベントに向けた準備をしていました。

一生懸命に取り組みすぎて、アレルギーも活発化し、痒みで睡眠不足に・・・。

ここで気づいてしっかり休んでおけばよかったのに、あと少し、あと少し、と無理をした結果が突発性難聴だったのかなと思います。

体は、湿疹というかたちでサインを出してくれていたのに、それを無視し続けたからより分かりやすい不調で知らせてくれたのです。

小さな変化でも、体からのメッセージとして受け取って適切に対処することが重要。

無理することと、努力とは別もの。

なかなか見極めが難しいですが、無理するとイライラしたり家族と衝突したりします。

一方の努力は、楽しい忍耐、といった感じ?

まだまだ分からないことだらけですが、こうした日々の出来事からもひとつひとつ学んでゆきたいです!