歯とアレルギー

こんにちは!たぬきちです。

突然ですが、皆さん歯の調子はいかがですか?

たぬきちは、年に2回、歯医者で定期健診とクリーニングを受けています。

毎食後の歯磨きと、朝晩のフロスで歯の間もきれいにします。

このように歯の手入れをしっかりするようになったのも、アレルギーがきっかけでした。

というのも、たぬきちの場合は歯が原因でアレルギーが悪化していたからです。

アレルギーの改善には、歯の手入れは必須です。

歯科金属の除去

掌蹠膿疱症と、全身の湿疹に悩んでいた頃、原因を探るために様々な検査を受けていました。

その中のひとつに、金属アレルギーのパッチテストがありました。

背中に、様々な金属の溶液を浸した紙を張り付けて、丸三日間経った後の反応を見るというもの。

たぬきちは、金・白金・パラジウム・イリジウム・ニッケル・アルミニウム・スズに陽性反応でした。

これらの中のパラジウム・イリジウムは歯科金属でしたので、銀歯をセラミックに替えました。

セラミックは型をとってはめ込むので、少々面倒。

まず金属を取り除き、型をとります。

この時、セラミック片の作成上、少し大きめに削る必要がありました。

型に合わせて発注したセラミック片が届くまでの約1週間は仮の詰め物をしているのですが、これが溶剤臭かった。。

溶剤臭に反応する人は、比較的体調が安定している時や、大事な予定がない時にやった方がよいと思います。

そして、出来上がったセラミック片をはめ込みます。

セラミックは保険が効かず、7万円ほどかかりました。

その後7年間くらいは何事もなく快適に過ごしていたのですが、ある日、しみるようになって歯医者に行くとセラミックにヒビが・・・。泣

寿命なのか、私の嚙みしめ癖が原因なのか・・・。

苦労して取り換えるので、またすぐにヒビが入らないよう、二度目はさらに硬いジルコニアを入れることに。

費用は同じくらいでした。

ただ、硬ければいいというわけではなく、硬すぎると嚙み合わせた自前の歯が削れてしまいます。

嚙み合わせのバランスなどを考えた上で、選ぶ必要があります。

何はともあれ、これでしばらくは安泰といったところでしょうか。

・・・そう祈るのみ。

虫歯の治療

歯科金属の除去からしばらくして、下の親知らずのあたりに痛みを感じ歯医者へ。

親知らずの隣の奥歯が虫歯になっていることが判明し、親知らずを抜いて治療することに。

これが大変でした。

親知らずの抜歯と虫歯の治療を終えてからも、まったく痛みがひかず、膿が大量に出て食事もままならなくなりました。

他の3本の親知らずも抜歯しましたが、こんなに痛みと膿が出たのはこの1本だけでした。

歯医者で聞いても分かりませんでしたが、病巣感染だったと思っています。

病巣感染というのは、体のある部位に感染が起こり、そこが病巣となってずっと感染が続くというもの。

実はこの病巣感染が、アレルギーの原因とも言われているのです。

体の中に病巣を持っていることで、それが引き金となって全身のアレルギー反応が活性化されてしまうのです。

歯の他にも、扁桃などが病巣感染を起こすことがあるようです。

私は、アレルギー治療のため扁桃も摘出しています。

アレルギーの原因は人それぞれで、人によってはいくつもの原因が複合的に組み合わさって症状が出ている場合があります。

私の場合も、複数の原因があったと思われますが、歯や扁桃の病巣感染もそれらの内のひとつだったと考えています。

だから、それだけで完治とは行きませんでしたが、薄皮が1枚ずつはがれるように良くなってゆきました。

いずれにせよ、自然な生活を心がけることで感染症にかかりにくい体質になれれば、すべて自然と治ってゆきます。

それにしても、自前の歯ってすごいです。

書いていて、改めて歯の大切さを再確認しました。

HAHAHA~!