手が使えることのありがたさ:掌蹠膿疱症を経験して感じたこと

先日料理をしている時にふと、「手が使えるって便利だなあ」と思いました。

掌蹠膿疱症がひどかった時、皮膚の湿疹と炎症、関節の痛みで思うように手が使えず、保護のためにいつも手袋をはめていました。

その時の手の状態がこちら↓

一番強いステロイド薬を使っても、症状を抑えることはできませんでした。

焼け石に水、とはこのこと。

頭の先から、足の先まで、こんな状態ですから、ゾンビにでもなった気分です。

痒くて夜も眠れない。

それでも、生きてゆかなければならない。

生きるって簡単なことじゃない。

だけど、ここまで来たらもう降参するしかなかった。

開き直ったら、不思議とちょっと気持ちがラクになった。

ほんの少し前向きになった。

まずやったことは、日々の生活を極限までシンプルにすること。

当時は一人暮らしをしていたので、最低限の身の回りのことを自分でこなす必要がありました。

気管支炎も起こしていたので、ホコリがNG。

そこで、そもそもホコリが発生しないように、物を減らし始めました。

思い入れのある物もありましたが、背に腹は代えられません。

今生きるために必要なもの以外は、どんどん手放しました。

そうしたら、掃除がとても楽になり、気管支炎も治まってゆきました。

物が減ってスッキリした室内を見ていると、気持ちがいい。

物を手放すことで、自然と執着心も手放せて、心も軽くなってゆきました。

そして、衣食住を徹底的に見直すエネルギーを手に入れました。

本を読み、ネット検索をし、人から聞いたものも片っ端から即実践。

試行錯誤の日々のはじまりです。

そして10年以上経った今、そんな過去もほとんど忘れてしまって、毎日何気なく手を使って生活している自分がいる。

本当にありがたい。

この手は、生活を楽しみ、喜びを表現し、大切な人に愛を伝え、人を幸せにするために、思いっきり使ってゆきたい。

そのための手だと思う。

やっぱり、この経験はしっかりと伝えてゆきたい。

お読みいただきありがとうございます😊