こんにちは!たぬきちです。
今回は、謎の体調不良の原因を探るカギ、「48時間後にピーク」について書いてみたいと思います。
一体なんのこと?
と思われるかもしれませんが、覚えておくと助かることがあるかもしれません。
アレルギーには2種類ある
アレルギーには大きく分けて「即時性」と「遅延性」の2種類があります。
即時性アレルギーは、原因の食べものを食べてすぐに、呼吸困難や蕁麻疹などが現れます。
一方の遅延性アレルギーは、原因の食べものを食べた後、しばらく時間が経ってから症状が現れます。
症状は様々ですが、たぬきちの場合は息苦しさ、動悸、頭痛、肩こり、腰痛、胃もたれ、倦怠感、メンタル不調などが出ます。
あと、人と話をしていても頭に入ってこなかったり、思考力・判断力が落ちるといった症状もあります。
まるで脳に霧がかかったような状態になることから、「ブレイン・フォグ(脳の霧)」とも呼ばれています。
原因物質が体に入ってから、じわじわと症状が出始め、約48時間後にピークを迎えます。
たぬきちの場合は、原因の食べ物を食べてから24時間後くらいに症状が出始めて、48時間後にはかなりキツイ状態になり、72時間後にやっと少し楽になってくる、といった感じです。
このように、原因の食べ物を食べてから時間差で症状が出るので、原因を特定するのは困難です。
原因がひとつならまだしも、複数のことが多々あるので、自力で原因を特定するのはほぼ無理といってもいいかもしれません。
なかなかやっかいです。
遅延性アレルギー、原因の特定方法
とはいえ、原因がわからないと長いこと苦しみ続けることになります。
そこで、原因の特定方法として考えられるのは以下の2つです。
①食べ物日記をつける
②遅延性アレルギー検査をする
たぬきちは、両方試しました。
①は、長い期間かかるのと、実は原因ではないのに原因と思い込んでしまう可能性があります。
でも、費用をかけずにできるので、やってみる価値はあります。
もし、症状が強く、すぐにでも原因を知りたいという場合は②になります。
病院でも検査できますが、自分で血液を採取して送ることで自宅にいながらでも検査できます。
ただ、保険が適用されないので費用はやや高額になります。
原因の食べ物がわかったら
原因となっている食べ物を特定したら、一定期間食べないようにして、体調を観察します。
たぬきちは、検査の結果以下の食べ物が中~強陽性となりました。
乳、卵、小麦、オート麦、トウモロコシ、アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、エンドウ豆、大豆、じゃがいも、ムール貝
体感とほぼ一致していたので、多くはすでに食べないようになっていましたが、大豆には気づかず毎日のように豆腐を食べていました。
なんだかおかしいと思う時は、必ず原因があるんだな、と思いました。
豆腐や豆乳はやめて、納豆・味噌・醬油は食べて続けていますが、体調はよくなりました。
体感として、発酵していると影響は小さいようです。
これは人によって違うと思いますので、それぞれが体感で確認する他ないかな~と思います。
一般的には、半年くらい原因の食べ物をやめると、反応が軽くなるようです。
でも、乳や卵、小麦などはアレルギーを起こしやすいので、一度反応が軽くなってもまた反応が強くなる可能性があります。
よくなっても、あまり頻繁に食べない方がよいかもしれません。
基本的に、特定の食べ物ばかり食べすぎないようにする意識は大切かと思います。
新たな原因をつくらないためにも、ばっかり食べは避けたほうがよさそうです。
遅延性アレルギー、根治に向けて
原因の食べ物を見つけて、それを避ける、というのはまず辛い症状から抜け出すために必要でした。
対症療法のようなものです。
次に重要なのが、遅延性アレルギーを起こさない体をつくること。
それには「腸を整える」ことが重要になります。
そもそも、腸が弱っているからアレルギーを起こすんです。
弱った腸壁から未消化の食べ物が体内に侵入して、アレルギーを引き起こすといわれています。
さらに、消化力が落ちていると、未消化のものが毒素を出して不調の元となります。
だから、腸を元気にすれば、おのずとアレルギー、さらには他の病気も自然とよくなってゆくはずです。
【腸を元気にする方法】※たぬきちが特に重要だと思うもの
①食べすぎない、飲みすぎない
②自分に合わないものは食べない、飲まない
③冷やさない
④適度に体を動かす
⑤ストレスをためない
たぬきちは①、⑤あたりに課題を感じますが、意識しているだけでも確実に体は変わってきています。
そう、これも練習です!
最初から完璧を目指さず、少しずつ上達してゆけばいいんです!
そうすれば、段々と体調も上向いてきます!
なんだかおかしいと思う時
特にこれといって原因に心当たりがないのに体がきつい。
なんとなく心が晴れない。
そんな時は、48時間前に食べたもの、飲んだものに原因が潜んでいるかもしれません。
気にしすぎもよくありませんが、どうしても辛い症状があるなら、ちょっと調べてみるのもありです。
案外、自分が好きでよく飲み食いしているものに原因が潜んでいることもあるようです。
遅延性アレルギーとわかっただけでも、気持ちがラクになります。
同じ症状でも、
「これはなんだろう?いつになったら良くなるんだろう・・・?」
と思いながら過ごすのと、
「これは遅延性アレルギー。72時間後にはラクになる。」
と思えるのとでは全然ちがいます。
まとめ
なにはともあれ、衣食住を整えて、適度に体を動かし、太陽を浴びることが一番!
できるだけ不自然なものを遠ざけて、自然に近づけば、腸も体も喜ぶはず。
きっといつのまにか不調も消えてゆきます。
土台をしっかりと安定させて、ちょっとやそっとでは動じない心と体をつくってゆきたいですね!