こんにちは!たぬきちです。
2019年に化学物質過敏症と診断されたたぬきち。
一時は立ち上がれないほどに重症化していましたが、衣食住の工夫の甲斐あって、症状は少しずつ軽くなってきていました。
しかーし!
賃貸物件に住んでる限り、それは突然やってくる。
「修 繕 工 事」
しかもなんと、立て続けに2度の修繕工事を経験することに・・・。
①2022年夏:外壁修繕工事 約4ヵ月間
(2023年春に引越し)
②2023年夏:外壁修繕工事 約4ヵ月間
1回目は、お知らせが来て、施工会社に工事内容の確認をしている間に工事が始まってしまいました。
恐怖のあまりパニックに陥り、予期不安で工事前からすでに体調不良・・・。
今思うと、すぐに他へ移ればよかったのですが、完全に冷静さを失っていました。
体調も思わしくなかったので、他の物件を探すエネルギーもなく・・・。
たぬきち「何年もかけてやっと快適に住める環境を整えたのに、他で住める場所を見つけるなんて無理~泣」
どうしようどうしようと思っているうちに工事は進んでゆく。
毎日施工会社と連絡を取り、塗料を使う日はホテルなどに逃げる日々。
在宅勤務もあったので、部屋に3台の空気清浄機を設置して常時フル稼働。
玄関には目張りをして臭気ができるだけ室内に流れ込まないようにしました。
工事の合間を見計らって換気。
必死に対策をしていましたが、体中に湿疹が出てきて体調も悪化してゆきました。
なんとか乗り切ったものの、相当消耗していました。
突然の修繕工事!まず考えることは?
それから1年後、再び修繕工事のお知らせが・・・。
怒涛の物件選び&引越しを終えて一息ついていたところでした。
ショックは受けましたが、2回目はちがいます。
工事を知ってすぐにノートを開き、次のように書きました。
選択肢 | メリット | デメリット |
①引っ越す | ・化学物質を避けられる ・物件の選択肢が多い | ・新しい物件を見つける労力 ・新しい物件でまた修繕工事がある可能性 ・お金がかかる |
②仮住まいへ一時避難 | ・化学物質を避けられる ・修繕工事後の家に戻ればしばらく修繕工事はない →この安心感は大きいので②に決定! | ・仮住まいを見つける労力 ・物件の選択肢が少ない(短期で貸してくれるところは少ない) ・お金がかかる(一時的に2カ所分の家賃が発生する) |
③そのまま住む | ・労力もお金もかからない | ・化学物質を避けられず体に負担がかかる →絶対に避けたいので選択肢③は無し。 |
こうして、「②仮住まいへ一時避難」に決定しました。
仮住まいを見つけるコツ
仮住まいを見つけるのに大変だったのでは、短期で住める物件が少ないこと。
また、工事のお知らせから工事開始まであまり時間がないので、即断即決が求められます。
仮住まいであることを隠して申し込みましょう、と提案してくる不動産もあるようなのですが、ネットで「トラブルの可能性があるのでおすすめしない」と書かれていました。
また、マンスリーマンションは、4ヵ月くらいの期間だと結構割高になるようでした。
地域によって物件事情は異なると思いますが、たぬきちが選んだのはURでした。
URは短期でもOKですし、仲介手数料や礼金もいらないので初期費用を抑えられます。
ただでさえ臨時出費でヒーヒー言っている時なのでこれはありがたい。
注意点としては、やはり「仮住まい期間中に修繕工事がないこと」をよく確認することです。
大規模な団地になっているところでは、どこかしら工事をしているかもしれないので、近くの建物についても確認したほうがよいです。
先々の修繕工事について、あまり情報をオープンにしていない雰囲気ではありましたが、事情を話せば数か月以内のことなら教えてくれると思います。
実際に現地に足を運んで、建物のエントランスの掲示を確認すると、情報が得られたりもします。
そして、いくら短期間とはいえ、可能な限り住みやすい部屋を見つけたほうがいいです。
4ヵ月は短いようで、体調が変化するには十分な期間だからです。
せっかく化学物質を避けて避難するんだから、快適で元気に過ごしたいですよね!
まとめ
化学物質過敏症の人にとって、住居の修繕工事というのは一大イベントです。
たぬきち的には、修繕工事期間中は「仮住まいへの一時避難」をするのが良いのかな~と思います。
ある日突然、修繕工事にあたってしまった!という方。
きっと、苦労した分なにか得るものもあると思います。
実はたぬきち、今回の仮住まい生活でちょっと行動力と度胸がつきました!!
そして、とっても相性のよい整体の先生や、美味しい無農薬野菜が手に入るお店との出会いがありました。
ささやかな成長と、素敵な出会いに喜びを感じた仮住まい生活でした。
何かの参考になれば幸いです♪
(写真は、仮住まいの近くの直売所でゲットした姫柚子。直売所も、仮住まい生活中の嬉しい発見のひとつです!)